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恩師

2010年07月04日

 広島大学附属福山高等学校時代の恩師、壇上信雄先生の叙勲受賞祝賀会が福山ニューキャッスルホテルで開かれました。
 花岡一雄前東大医学部教授をはじめ160名の教え子が集まり、80歳になられた壇上先生の受賞をお祝いしました。
 私も親子でお世話になったこともあり、妻と一緒に出席しました。
 教わった先生のうちで、その人の生涯を決定するような影響、感化を与えた人という恩師本来の意味に最も相応しい恩師が壇上先生です。
 「化学の壇上」とその名は、附属だけではなく広く鳴り響いていました。
 独特の教授法で生徒を化学好きにさせ、大部分が難関大学の化学合格水準に達するという“魔法の杖”の持ち主です。
 壇上先生のすごいところは、その“全人教育”にあります。
 勉強ができるできないにかかわらず、その生徒の性格、適性、能力に応じて指導されるのです。
 その象徴が「竹林寺道場」です。
 
 「巻頭のことば

 暑い真夏の太陽の下で
 ひたむきな高校球児は 甲子園を夢見て
 汗と涙の青春をおくる
 “後輩にこそ”とOBもただ無心に球を追う
 先輩、後輩ただひとつになって
 身体も心も一球にかける
 スポーツの世界に青春の詩がある

 しかし
 勉学の世界に甲子園はないのか?
 これをうたいあげ 燈をかかげつづけたのが
 この竹林寺道場の心の歴史である

 実に37年
 先輩から後輩へ そしてまた後輩へと
 魂の共鳴をうたった
 昭和、平成の“松下村塾”こそ
 この竹林寺道場である 」

 竹林寺道場の歴史をまとめ、2001年に発行された「わが青春の詩 竹林寺道場」の巻頭のことばです。

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